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執筆者の写真ironihofu

STORYページのこと

更新日:2022年1月30日



当店の特徴は何だろうかと考えたときに展覧会のストーリー性かなと思い至り

STORYのページのことをずっと考えてきました。


ここでまずテーマとタイトルの違いにもちょっと触れておきます。

タイトルは完成した作品などにつけるもの

テーマとはそれを作る土台になるもの 

調べてみると、なるほどと思いますが、私もちょっと混ざっていました。


展覧会やオンライン企画はテーマに沿って準備を進めていきます。

特にグループ展の場合は1年~2年前くらいにテーマとタイトルを決め

それに合った作家さんや作品を思い浮かべてメンバーを決めて


作品もテーマに合わせたものに定番や作家さんが出してみたい作品をプラスして…

ご相談しながら作り上げていきます。


DM撮影をし オンラインショップでご紹介する作品を撮影し

ポスターを作り そして展覧会へと

一人妄想で盛り上がってスタートしたテーマもだんだん作家さんの脳内を侵食し

展覧会にはしっかりとそのタイトルに合う会場が仕上がります。


とても面白いなと思いながら毎回楽しんでいます。


タイトルというのは面白いもので見え方も変えることができます。

同じ作品であっても見せ方を変えると別の角度から見えてくるものがあると思います。

例えば伝統工芸という視点から寄木細工を見せれば伝統的なものにみえますし

モダンなインテリアだという視点から見るとそう見えてくるものもあります。

夏に涼しげなタイトルで白い器を見せれば「あー涼しげでいい」となりますし

冬に雪を思わせるタイトルで見せれば「雪のように美しい」となります。


色々な角度から作品も見ていただけるのも楽しみですし

お客様から「〇〇」展の時にこんなイメージだというお話をしながら購入したんですよ。

などという話題がここ数年多くなってきたのも嬉しいなと思います。


展覧会にいらして下さる方

SNSでお楽しみくださっている方

オンラインショップで楽しんでくださっている方

皆さまにも少しその過程をお楽しみいただけるページになればと思っています。



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