top of page

潮工房
小西 潮
Usio Konishi
[レースグラス]
レースグラスは、近世近代のイタリア、ヴェネチアで発達した吹きガラスの技法です。吹きガラスは、吹き竿と呼ばれる金属のパイプに融けたガラスを巻き取り、人の息によって成型するのが一般的ですが、レースグラスは通常、あらかじめ模様をつけたガラス棒を十数本、吹き竿に取り、複雑な模様のあるガラスの器を作ります。
このガラス棒は、色のついたガラスの線をいろいろなパターンでガラスに閉じ込め、ねじりながら伸ばすことで、制作します。一定のパターンを規則正しく作り、並べることで、レース編みのような、幾何学的で美しく繊細な模様がつくらます。
bottom of page